ラゼックの術後経過

角膜が薄い人や近視が強い人にはラゼックという術式をおすすめしています。

格闘技やラグビーなど目に強い外力が加わるとフラップトラブルが生じる可能性が高い人もラゼックの適応になります。

 

この方は近視度数、角膜厚、角膜形状はレーシックで問題なく手術できますが、格闘技をされているのでラゼックをご希望されました。

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ラゼックの通常の術後経過の場合は1週間程度ソフトコンタクトレンズを連続装用して角膜表面を保護して角膜上皮の修復を待ちます。FullSizeRender (6)角膜上皮が修復すると良好な裸眼視力が得られます。

ラゼックの術後も一定期間はレーシックと同じようにドライアイやグレアハローが生じますが、時間経過とともに気にならなくなっていきます。

 

ICLの術後1年検診

ICL手術の術後1年検診の方のデータです。

ICLは角膜を削らないで眼内レンズを眼の中にインプラントすることで屈折矯正します。

 

術前は高度近視です裸眼視力は0.1以下です。IMG_2086IMG_2088

ICLで近視乱視を矯正した後は良好な裸眼視力が得られています。

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眼内のICLの位置は問題ないですし角膜内皮細胞数も問題ありません。

最近ではICL術後の長期経過で安全性が確認された論文が発表されています。

目の中にレンズを固定するので同年代の目の手術を受けていない人に比べると白内障手術を受ける時期は早くなると思われますが、それまでは良好な裸眼視力で過ごすことができますし、白内障になって視力低下した場合は白内障手術で視力回復することができます。