20110525

2011年5月25日 水曜日 by かわもと眼科院長

昨日は春らしいお天気でした。

 

昨日は「江戸の卵は1個400円!モノの値段で知る江戸の暮らし」(丸田 薫著)を読みました。数年前から静かな江戸ブームがあり,今夏の電力事情を考えると,また江戸ブームが起きそうな気配です。時代劇などを見ていると,いろいろな今の生活には見られないモノやサービスが登場します。そうしたモノやサービスがいったいいくらなのかというのは,個人的に興味があるところでした。本書はそうした個人的な疑問に応えてくれる書です。将軍様のお小遣い,大岡越前守の給与に始まり,本書のタイトルとなっている「卵」は「ゆで卵(吉原の遊郭が人気があったとのことです)」が1個400円だったなどが紹介されています。以外だったのが,江戸時代は身分によって使えるお金の種類が違うということでした。武家の通過である「両」は,「銭」が通貨である庶民の手に渡ることは基本的は無いということでした。時代劇の大岡越前守で有名な「三方一両損」は,庶民の場合「1両=6400文」で支払われたことになり,ちょっぴり芝居性が欠けてしまいますね。気に入ったフレーズは「(江戸時代の庶民の)勉強は競争するものではなく,それぞれのレベルに合わせて生きる知恵を学ぶことだった」です。

 

昨日はお昼に美味しいお弁当を食べました。私の体型を慮って,カロリー控えめのお弁当でした。ごちそうさまでした。

 

 

 

 

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