20120813

2012年8月13日 月曜日 by かわもと眼科院長

今朝はよいお天気で,暑くなりそうです。

 

先日山口県立美術館に「ロベール・ドアノー展」を見に行って来ました。パリを中心に活躍した職業写真家ですが,そこに映し出される被写体は自然体で,当時のパリに暮らす人々の素顔が伝わってきます。街角で「フレンチキス」する場面が多いのですが,ひとつひとつの構図に2つ以上の主題が隠れていて,そこを読み解く面白さもあります。機会があれば是非皆さんも行ってみて下さい。

同時展示に「防長の絵図−美しき古地図の世界」があったので,こちらも観て来ました。これがなかなか面白かったです!当時の長州藩が幕府に提出するために作成した地図や,江戸版「日本の歩き方」的なものまで興味深い地図がいろいろと展示してありました。しかし圧巻だったのが,伊能忠敬の地図です。正確に描写されており,現代人の目から見ても方角と道を正確に辿ることができます。ただこの伊能忠敬図,実際に目にするとその正確性よりも美術性に心を奪われます。

美術館一階の喫茶コーナーでお茶を楽しんで帰りました。

 

QSV: Quest for Super Vision(究極の見え方の追求)

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