20110819

2011年8月19日 金曜日 by かわもと眼科院長

まとまった雨が降ったためか,気温が下がって今朝は比較的過ごしよい朝でした。

 

昨日は「神様のサービス—感動を生み出すプラス・アルファの作り方」(小宮一慶著)を読みました。一流,超一流と呼ばれるホテルやレストランで展開される二流,三流のサービスに苦言を呈し,いかにすれば超一流のサービスを提供でき,長く愛される企業になるのかを,経営コンサルタントという立場とはちょっと違ったトーンで「散文調」で書かれています。「散文調」のためか,やや「上から目線」という印象を受けますが,それでもお客さま相手の仕事には欠かすことができない事例が多く盛り込まれています。

 

最近は通勤で時々JRを利用することがあるのですが,気がつくことがあります。皆さんは電車に乗る時,降りる人を待って乗られますか?私は必ず降りる人が全員降りてから乗り込むようにしています。それがマナーだと教えられてきました。東京などの大都市では皆さんそうされていますので,自分は間違っていないのだろうと漠然と考えていましたが,山口のような田舎では必ずしもそうではないようです。降りる人がまだまだいるのに乗り込もうとする60歳前後の初老の男女,降りる人が全員降りるまで待っていると「早く乗れよ,おやじ」とばかりに私の背中を押す女子高生。もし私の振る舞いがマナーだとしたら,田舎の初老の方,女子高生のマナーは概ね「Bad」です。ところがこのマナーを比較的よく守るのが若い男性です。特に高校生くらいの男子の乗降マナーには感心させられることが多いですね。「草食系男子」と揶揄される彼らですが,「武士(サムライ)」としての自律心をいまでもちゃんと持ち続けているのは中高年ではなく若い男子なのは,幕末も今も同じことなのかもしれません。

 

ドラのんた:毎週金曜日午後6時半からFMわっしょい(76.7MHz)で放送中