QSV 20130418

2013年4月18日 木曜日 by かわもと眼科院長

今朝はいつになく暖かい朝でした。

 

最近,白内障の手術で困っていることがあります。白内障手術では,超音波発振装置を使用します。眼内灌流液という特殊な液体を眼内(正確には前房内)に灌流させながら手術をします。この灌流液に空気のバブルが入ってくることがあります。このバブルが入ると視認性が一気に低下します(術野の視界不良)。最近は特にこのバブルの発生が多いのです。リズムよく手術をやっていて,このバブルが入るとリズムが崩れ,「イライラ」させられます。

バブル発生予防のために,いろいろ工夫はしていますがなかなか問題が解決しません。界面活性剤などを添加すれば問題は解決されるのでしょうが,眼内に灌流させるものなので,勝手に組成を変えることも出来ず,難議しています。何か妙案があれば知りたいところです。

 

イチゴの季節もそろそろ終わりでしょうか?最近は「紅ほっぺ」をよく食べています!

 

QSV: Quest for Super Vision(究極の見え方の追求)

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