老眼について・・・

かわもと眼科のレーシックの症例数も増えてきたように思います。

 

”レーシックを受けるのは20~30歳くらいの人達だけでしょう?” と聞かれることが

あります。

ところがレーシック外来に来られる40歳以上の患者様の割合は意外と多いです。

20歳代よりも40歳代の方の割合が多いくらいです。

 

40歳以上の方、特に40歳代後半以上の方で近視矯正手術を受ける際に熟考しなくてはならないのは”老眼”のことです。

普段はまったく老眼を気にせず生活されている方が、術前検査、カウンセリングで老眼の話を聞いて手術をキャンセルされる方が時々いらっしゃいます。

レーシックで近視の人が視力が良くなるというのは、ピントの合う場所が近くから遠くにシフトするということになります。

そのため必然的に老眼を自覚しやすくなります。

この状態は”同年代のもともと視力の良い人と同程度の見え方になる”ということです。

つまり”同年代の視力の良い人と同程度の老眼の感じ方になる”ということです。

レーシックを受けて遠くが見やすくなることは大きなメリットです。

しかし逆にそれまで見えていた近くのものは確実に見えにくくなります。

(★遠視の人がレーシックを受けた場合には術後は老眼症状を軽く感じる方がいます。)

 

”老眼”=”老眼鏡が必要な状況” をどう考えるか・・・

① 遠くが裸眼で見えるから自然現象で老眼鏡は仕方ない。。。と考える方。

② 手術を受けて老眼鏡が必要になるなんてとんでもない!!。。。と考える方。

上記の選択肢で、①は手術を受ける人、 ②は手術を受けない人・・・とスッキリ分かれてくれれば良いのですが。。。。

 

老眼鏡なんてとんでもない!!!。。。けどレーシック受けたい!!!。。。

そういう方のためにモノビジョンレーシックという方法や軽い近視を残す矯正方法を当院では行っています。

それぞれメリット、デメリットがありますので、ご興味ある方はご相談ください。