遠視のレーシック

遠視の人はたくさんいます。

もともと視力の良い人の屈折度数は軽い遠視であることが多いです。

軽い遠視は日常生活に不便を感じることはそんなにありません。年配の人には少し老眼が不便かなと感じる程度だと思います。

 

 

強い遠視はかなり不便があります。近視が強い場合とは異なる不便さだと思います。

写真 2.JPGen1

 

写真 1.JPGen1

写真 3.JPGen3この方はもともと両目とも高度の遠視で、右目は弱視があるようで矯正視力は0.7くらいです。 左目の矯正視力は1.2くらいです。

年齢は30代ですが、裸眼だと近くはかなり見えにくくパソコン等での眼精疲労も強いようです。最近はメガネをかけて過ごすのも疲れてきたということでレーシックを受けに来院されました。

写真 4.JPGen4

手術当日の夕方のデータですが、左目の遠視はほとんど改善しています。

遠視の術後は近視とは異なり視力や度数の安定に少し時間がかかります。遠視の術後は近くが見えやすくなるために、逆に遠方が少し見えにくく感じる傾向があります。

術後2~3ヶ月くらいすると遠くと近くの見え方のバランスや違和感が徐々に少なくなっていきます。