ホールタイプICL

現在当院で使用しているICL(有水晶体眼内レンズ)はレンズに穴が開いていないタイプですので、ICL手術前に虹彩にレーザーで穴を開ける必要があります。

この穴を開ける処置をしないと術後に眼圧が高くなりますので、必ずレーザーで処置をしています。

最近のICLは穴が開いているタイプのレンズがあります(ホールタイプICL)。写真 2.PNGic2

このホールタイプICLを使うと虹彩にレーザーで穴を開ける処置は必要ありません。

レンズ中央の穴から目の中の水(房水)が循環するので眼圧が保たれる構造になっています。写真 2.JPGicl2

写真 1.JPGicl1

先日このホールタイプICLが厚生省認可されました。

レンズの価格がどのようになるか現在のところ未確定なのですが、デリバリーされたら当院でも導入します。

写真 4.JPGic4