ICLの術後経過

毎月コンスタントに行っているICL手術。

ICLとは、水晶体を残したまま近視乱視を矯正するレンズを目の中にインプラントする方法です。有水晶体眼内レンズ挿入術と言われています。

今週のICLを行った方はもともと高度近視のためICLを選択されました。

術後結果は手術翌日で1.0~1.5の視力が得られています。

角膜を切開してレンズを目の中に入れるので、検査データでは術後1か月程度は角膜乱視が少し気になりますが、日常生活に不便を感じることはないです。

この方は起床時から良く見えて大丈夫そうだったので翌日検診は自分で運転してきましたと。。。

 

このICLという屈折矯正方法は夜間は人工レンズ特有のグレア・ハローが気になるかもしれませんが、日中の見え方は手術翌日から日常生活に支障ない視力が得られます。

ICLは高度近視の方に推奨していますが、角膜を削らないこと、レンズを取り出せば元の状態に戻せるというメリットからレーシック・ラゼックの適応の方にもおすすめしています。